【チリワインの歴史における重要な3日間】
※1548年 チリへの最初の植樹(フランシスコ・デ・カラヴァンテス)
※1851年 フランス原産種の導入(シルベストーレ・オチョガヴィア)
※1979年 最新鋭技術の導入(ミゲル・A・トーレス)
ミゲル・A・トーレス氏のワインメーキングは、まぎれもなくチリワイン産業全体を牽引し、品質の飛躍的な向上をもたらしたものでした。
本家、スペインのワインはもとより、「ミゲル・トーレス チリ」も、世界中のコンペティションで数多くのトロフィー、金賞を受賞するようになり、「チリ発のトーレス」として、国際舞台で広くその品質が評価されています。
米国のワイン専門誌「ワインスペクテーター」の25周年記念誌において、トーレス家は「Hole of Fame」(有名人殿堂)に殿堂入りしています。
また、英国の専門誌「Decanter」では、ミゲル・A・トーレス氏が「2002 Man of the Year」(今年の人)に選ばれています。
ミゲル・トーレスの挑戦は、単に「チリにおけるワインメーキング」というだけではなく、そこに「エコ・フレンドリー」が加えられていました。殺虫剤、除草剤などの化学薬品は一切使用せず、そのぶどう畑の土壌や周辺環境の研究、ぶどうの生育状況を毎日のように分析し、妥協を許さない姿勢が徹底されました。